いつの頃だったかな。
ここでよく星を見ていたよ。
あの頃ぼくは真っ暗な世界に生きていた。
でもここだけは、
ぼくがぼくでいられたよ。
この列車に乗って星を見て
明日の事も昨日の事も考えず、
優しい気持ちに包まれていた。
星たちが星座の話を聞かせてくれるんだ。
列車は旅の話を聞かせてくれる。
今夜は誰か乗っているのかな?
あの星を、どんな気持ちで見ているのかな。
乗客は代わっても、
今夜も走り続けるんだね。
何年も、何年も、
星が輝き続けるまで。
何年も、何年も、
人の悩みが消えるまで。。。☆