喜びも、寂しさも、
何もない世界から帰ってきました。
だから、生きているだけで幸せだった。
誰もいなくても寂しくない。
何も無くても悲しくない。
何を言われても悔しくない。
全てを受け入れることができ、
心はいつも満たされていて、
感情の起伏のない、
これ以上ない幸せを感じて生きていました。
だけど、誕生日におめでとうと言ってくれた人がいた。
私に写真を撮ろうと誘ってくれた人がいた。
私の絵や写真を喜んでくれる人がいた。
その一つ一つが嬉しくて、
でも、嬉しさを受け止められなくて、
受け止める事が怖くて、
少しずつ、少しずつ、逃げてきた。
もうこれ以上逃げる事ができません。
私は周りの人に恵まれた。
そして、もし、こんな嬉しさが無ければ
今感じている寂しさも気付かなかったかもしれない。
嬉しさを感じることで
自分の心が戻ってきている感じがする。
今夜は寂しいな。
あの子に会いたいな。
こうやって心は元気になって行くんだね。
また、写真を撮りに行ってくるよ。
今度星が見える夜には
天の川が見えるだろう。
また、みんなで星空の旅に出よう。
僕が連れてってあげるよ。
僕をこの世界に呼び戻してくれたお礼に。。。☆