寂しい気持ちを燃やして

ふしぎだね。
寂しい気持ち、悲しい気持ち、
あんなにたくさん使ったのに、
ちっとも無くならない。

今夜は自動運転に切り替えて、
私も客車で星を見ながら
寂しい気持ちを乗せて走ります。

今夜はお客さんが少ない事を祈りましょう。
寂しい気持ちの人が少ない事を祈りましょう。

乗車券の確認は致しません。
切符はお星さまに見せて下さい☆

間もなく1番のりばから列車が発車いたします。
この列車は寂しさを燃やして幸せを探しに行きます。

きっと幸せも、喜びも、誰かを愛する気持ちも、
いくら使っても無くなる物ではない。

次の駅ではその事に気付くでしょう☆