工房の様子
編み物の製品を作る中で、『捨て糸』 と呼ばれる糸があります。

こちらがその捨て糸。
後に捨てられてしまう糸ですが、この糸が無ければ良い製品は作れません。
云わば縫代みたいなものでしょうか。捨て編み(捨て糸で編んだ部分)を編み、製品が仕上がったときに解いて捨ててしまいます。
そのため、製品を手にした時には、捨て糸は既に存在せず、人目に触れることはありません。縁の下の力持ちのような存在です。
この捨て糸、スフ糸などとも呼ばれていて、コットンで出来ています。加工をほとんどしていないので衣類用等には向かず、製品用の糸と比べると安価ですが、かと言ってとても安いかと言えばそうでもありません。
ちゃんと存在意義があり、それなりの価格で取引されている、立派な糸です。
糸は入荷したままの状態では編む事ができませんので、これを3本取りにし、糸通しが滑らかになるような加工をするなど編める状態まで手間隙かけます。
この捨て糸が今日もファンデルワン&『あみものあ~と』の製品を支えています☆

リンキングミシンとミシン糸。
ちょっと特殊なミシンです。
今縫製業界も厳しくて、このミシンがなかなか手に入らない。。。
そして修理が出来ないんです。
(修理する会社がどんどん無くなっていくから)
感謝を込めて、大事に使わなきゃね。

朝の工房。ミシンの上にボビンをちりばめてみました。
朝日を浴びたボビンたち、職人の出社を待っています。
今日もこのミシンで沢山の作品たちが生れていきます。
とてもありがたいことです。

